冬に入る今の時期
ご自身でタイヤ交換される方も多いようですね!
トラック~乗用車まで、‘‘タイヤが外れる事故‘‘が多い季節でもあります
作業する以上は、確実にタイヤ交換したいものです
ご自身で交換されて
実際にトラブったケースをご紹介します
(脅かすわけではありませんよ笑)
・緩むのが怖くて、ナットを強く締めすぎてボルト折れてしまった
・強く締めすぎて、ナットが外れない
・タイヤを装着する際、ホイールの穴と車両側のボルトを当てながら(擦りながら)行った為、
ボルトが傷んでナットを舐めてしまった
・ジャッキで車両を持ち上げようとしたが、ジャッキポイントが違った為、車両を痛めてしまった
・4個のナットのうち1個が締めていなくてユルユル
・タイヤ交換したが空気圧の調整していない
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など
お客様のご要望で修理したり、車検整備、点検整備でご入庫いただいたお車で
実際遭遇した事例です。
もし、ご自身でタイヤ交換される場合の(ノーマルタイヤ⇔スタッドレスタイヤ)
整備のプロからポイントをいくつかご案内します(*^^)v
■車載のジャッキは使わず、しっかりしたフロアージャッキを使ってください!
(車載ジャッキはあくまで緊急時の使用前提です。長期的な使用の耐久性がありませんし、使い方を誤るとむしろ危ないです。)
■専用のホイールナットレンチを使う事!
(車載ジャッキと同じで、車載工具は緊急用。ナットを舐めたり痛めます。ジャッキとレンチは品質の良いものを!)
■可能ならトルクレンチのご用意を!
(レンチで手締めする場合、どのくらいの力で絞めればよいかわからない方には、ぜひ使っていただきたいです。)
■ボルトにはCRC556的な潤滑スプレーをひと吹き!
(ボルトに油分なんて。。。緩みの原因じゃないの? いえいえ、これで緩んだことはありません笑
むしろボルトのごみなど取れますし、次回外すときも楽です。ちゃんとトルク管理できていれば大丈夫です。)
■車両のボルト付近&ホイールの裏のボルト付近を綺麗にして装着を!
(車両側とホイールの間に、ゴミやサビなど着いてると密着力が下がります。あまりひどいとハンドリングに悪影響出たり、ホイールナット緩みの原因になりえます。)
■無事タイヤ交換完了したら、空気圧の補充を!
(半年寝ていたタイヤは、空気圧がかなり減っています。燃料補給ついでにタイヤの空気圧の補充をお忘れないように。)
最後に
安全第一で作業してください!!
数千円のコストケチったばっかりに、修理しないといけなくなったり、最悪事故など被害が大きくなっては
元も子もないですから(>_<)