ジムニー専門店 タカノモータース

ジムニー専門店といったらここ!長野県岡谷市で創業50年。スズキ車の車検・整備・販売を行っております。その中でジムニー整備を得意としております。車検は勿論、カスタムや構造変更など車に関するあらゆるご相談をお受けします。

エンジンオイルのお話し~!!

64ジムニーにお乗りのお客さまから

「冬に向かうから、エンジンオイル柔らかいのにした方がいいですか?」

とご相談いただきました。

 


お答えは

その必要はありません!

「指定粘度グレードをしっかり守る。」

これです!!


ここでリアルな話をします。。。

JB23にお乗りのお客様が

「燃費が良くなる レスポンスが良くなる」!? などの理由で

水のようにシャバシャバした

‘‘0W-〇〇のオイルに交換‘‘したと言うのです。。。驚

どうなったと思います?

エンジンノイズ大きくなり、各部からオイル漏れが発生しまして

あわてて指定粘度のオイルに交換するも

オイル漏れは止まらず~

こうなるともう何やってもダメで。。。

エンジン&タービンをリビルトに載せ替えの修理をさせて頂いたことがあります(-_-;)

すべて実話です。

 

ジムニーに限りませんが

指定粘度とグレードはしっかり守って~3000キロ(6か月以内)で交換してください。

日本全国、北海道から沖縄まで

春から冬のフルシーズン‘‘指定粘度‘‘であれば全く心配ありません!!

そもそも

指定粘度でエンジンはデザインされてますし

指定粘度以外のオイル使用は、メーカーも考えていませんからね。


※ちなみにジムニーJB64の指定粘度は ‘‘5W-30‘‘

5W-30の30は高温側の粘度と間違いやすいです

ちょっと意味合いが違って

外気温が-30°Cで使えるSEA30番という意味です!

どうです?

-30°Cあれば冷間時十分なスペックなのがわかります。

 

ちなみにですが~

海外事情はどうでしょう?

砂漠のある熱い中東諸国では

その車両の指定粘度であれば

‘‘0W-〇〇‘‘のエンジンオイルが普通に使われているようです!

熱い外気温だからと言って

硬い粘度のオイルに入れ替える必要が無いわけです

「シャバシャバの低粘度オイルで大丈夫?」なんて思ってしまいますが。。。

「メーカー指定の粘度を守る!」

ようするにそう言うことです笑


年式が古めになったり、走行距離が多めなエンジンや

オイル消費が多めなエンジンには

逆に、固めのオイルにスイッチしていきます。

 

燃費は決して良くないジムニーなので笑

「今風の低粘度のオイル入れたら、きっと燃費良くなりそう~♪」

気持ちはわからなくもないですが。。。。

 

そんなアレンジいりません!!

絶対にやめましょうね(*^^)v

アーカイブ

PAGE TOP