ホープ自動車から「ホープスターON」の製造権利を得たスズキが初代ジムニーLJ10型を発売。1970年のことでした。
25PSを発生する空冷2ストローク(以下2スト)359CC2気筒エンジンが1972年に水冷式のLJ20型に進化。
水冷式になったおかげで暖房(ヒーター)の効きが良くなりました。
1976年軽自動車の規格変更に伴い、初代ジムニーもマイナーチェンジ。エンジンを水冷2スト3気筒539CCにアップデート。エクステリアはオーバーフェンダーを装備し、車体寸法が拡大されたジムニーゴーゴー(55)の愛称で呼ばれたSJ10(テン、イチマル)型の登場。
1977年にはSJ10(テン、イチマル)型のボディにシリーズ初となる水冷4サイクル直列4気筒797CCエンジンを搭載したSJ20(ニイマル、ニジュウ)型ジムニーエイト(8)が発売。800CCという軽自動車登録から外れる微妙な排気量のため、国内ではイマイチ人気がなかったようです。
その反面、中古車市場では台数も少ないためレア度が上がり100万円以上の金額で取引されています。軽自動車ベースの車体に1300CC~1500CCエンジンを搭載するシエラ系のバックボーンになりました。
★程度の良い個体は高額です。コレクターズマニアの領域。