ジムニー専門店 タカノモータース

ジムニー専門店といったらここ!長野県岡谷市で創業50年。スズキ車の車検・整備・販売を行っております。その中でジムニー整備を得意としております。車検は勿論、カスタムや構造変更など車に関するあらゆるご相談をお受けします。

不動車復活作戦!!

ご新規でご入庫いただいたのは

国産で最後と言われた2サイクルエンジンの

SJ30ジムニーの‘‘Kさん‘‘

旧車ジムニーのキャブいじれるお店

と言うことでご入庫いただきました!

感謝ですね♪

もう4~5年ほどは動かしていないサンマル

それまでは元気にエンジンかかって乗っていたとのこと

もちろん車検も切れていますが

まずは

エンジンかかるようにしないとです!

実際はやってみないと

部品の供給などもありますし

「必ずしもエンジンかかって乗れるようになるお約束は出来ない」ことを

‘‘Kさん‘‘にお伝えして作業スタートしました。

肝になるキャブレターを取り外し

ジャンジャン分解し各部のクリーニング

‘‘キャブのオーバーホール‘‘ってやつです!!

組み込まれているエアージェットやメインジェットなどのジェット類の番手が不明ですが

‘‘Kさん‘‘が言われていた

「以前は普通に乗っていました。」を信じて整備を進めます

 

ジェット類、加速ポンプ、フィルターをしっかりクリーニング

各リンク部もクリーニング後、グリスアップ

フロートの油面をしっかり調整

ここら辺もノウハウがあるんですが仕様が不明なので

とりあえず規定値でセットします!

(調整前は油面までが狭かったので、ガソリンが濃いめ(かぶりっぽかった)かもですね~)

↓かぶり防止のホース付けていたのもうなずけます(しっかり調整すればこんなホース付けなくてよいはずなので。。。)

ガスケットを新品に交換して

OHしたキャブ組み立てたら

キャブに繋がる車両側の

‘‘アクセルワイヤー‘‘や‘‘オイルポンプワイヤー‘‘、‘‘チョークワイヤーへ給油‘‘しておきます!

すでにワイヤー類も部品が出ないと思います(-_-;)

今までついていた動きの悪い電磁ポンプを撤去して

‘‘新しい電磁ポンプを加工して装着‘‘

電源の配線加工もします

 

‘‘ガソリンホース類も新調‘‘します!!

事前にポンプを作動させて

燃料タンクからのガソリンをエンジンルームまで吸い出してくるか確認~

 

キャブを装着し

‘‘プラグ3本新品に交換‘‘、‘‘冷却水を補充‘‘し

バッテリーをジャンプして。。。

 

いよいよエンジンスタートへ

チョークを引いて

キャブのチョークバタフライが作動していることを確認

イグニションON

セルを回します!!

「キュルキュルキュル」

「ブルン・ブロ・・・・・・ロ~~~~」

おー!エンジンかかりましたね~!(^^)!

この瞬間はいつも緊張します(;^ω^)

しばらく暖機して調子を診まして

しかし凄い煙幕です~

 

安定してきたらアイドリング調整~

良い感じですね~♪

 

あとは

数年放置していたので

ガソリンを抜いて‘‘フレッシュなガソリンを入れる‘‘必要がありますし

‘‘ガソリンフイルターも交換‘‘していきます

 

しばらく2ストジムニーのキャブいじるお仕事なかったですが

腕は衰えてなかったようです!笑

細かい調整や整備などして

車検の段取りに移れそうです(#^^#)

‘‘Kさん‘‘に良いご報告ができます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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