ご新規でご入庫いただいたのは
国産で最後と言われた2サイクルエンジンの
SJ30ジムニーの‘‘Kさん‘‘
旧車ジムニーのキャブいじれるお店
と言うことでご入庫いただきました!
感謝ですね♪
それまでは元気にエンジンかかって乗っていたとのこと
もちろん車検も切れていますが
まずは
エンジンかかるようにしないとです!
実際はやってみないと
部品の供給などもありますし
「必ずしもエンジンかかって乗れるようになるお約束は出来ない」ことを
‘‘Kさん‘‘にお伝えして作業スタートしました。
肝になるキャブレターを取り外し
ジャンジャン分解し各部のクリーニング
‘‘キャブのオーバーホール‘‘ってやつです!!
組み込まれているエアージェットやメインジェットなどのジェット類の番手が不明ですが
‘‘Kさん‘‘が言われていた
「以前は普通に乗っていました。」を信じて整備を進めます
各リンク部もクリーニング後、グリスアップ
フロートの油面をしっかり調整
ここら辺もノウハウがあるんですが仕様が不明なので
とりあえず規定値でセットします!
(調整前は油面までが狭かったので、ガソリンが濃いめ(かぶりっぽかった)かもですね~)
↓かぶり防止のホース付けていたのもうなずけます(しっかり調整すればこんなホース付けなくてよいはずなので。。。)
ガスケットを新品に交換して
OHしたキャブ組み立てたら
キャブに繋がる車両側の
‘‘アクセルワイヤー‘‘や‘‘オイルポンプワイヤー‘‘、‘‘チョークワイヤーへ給油‘‘しておきます!
すでにワイヤー類も部品が出ないと思います(-_-;)
今までついていた動きの悪い電磁ポンプを撤去して
‘‘新しい電磁ポンプを加工して装着‘‘
電源の配線加工もします
‘‘ガソリンホース類も新調‘‘します!!
事前にポンプを作動させて
燃料タンクからのガソリンをエンジンルームまで吸い出してくるか確認~
キャブを装着し
‘‘プラグ3本新品に交換‘‘、‘‘冷却水を補充‘‘し
バッテリーをジャンプして。。。
いよいよエンジンスタートへ
チョークを引いて
キャブのチョークバタフライが作動していることを確認
イグニションON
セルを回します!!
「キュルキュルキュル」
「ブルン・ブロ・・・・・・ロ~~~~」
おー!エンジンかかりましたね~!(^^)!
この瞬間はいつも緊張します(;^ω^)
しばらく暖機して調子を診まして
しかし凄い煙幕です~
安定してきたらアイドリング調整~
良い感じですね~♪
あとは
数年放置していたので
ガソリンを抜いて‘‘フレッシュなガソリンを入れる‘‘必要がありますし
‘‘ガソリンフイルターも交換‘‘していきます
しばらく2ストジムニーのキャブいじるお仕事なかったですが
腕は衰えてなかったようです!笑
細かい調整や整備などして
車検の段取りに移れそうです(#^^#)
‘‘Kさん‘‘に良いご報告ができます!!