昨年からご利用いただいてる
アトレーワゴンにお乗りの‘‘Aさん‘‘
「暖気していてもヒーターあったかくならなくて。。。」
「冷却水のタンク診てみたら。。。」
「量はあるんですが。。。」
「シャリシャリ シャーベット状になっています(>_<)」
市内にお住いの‘‘Aさん‘‘ですが
出張で行かれた宿泊先からのSOSでした。
‘‘Aさん‘‘と連絡のやり取りさせて頂き
レッカーでタカノモータースに運ばれてきまして
気温が上がるのを待って
(しばらく日光の当たる場所に放置です)
修理に入りました!!
年明けから急に気温が氷点下に下がりましたからね~(>_<)
↓タンクを覗くとやはり冷却水がシャリシャリしてます(-_-;) かき氷のメロン味てきな。。。
冷却水を抜いて
寒冷地用の濃度にしたLLCを投入~
エア抜きのブリーダーから薄緑の冷却水が~
抜けた分の補充を繰り返し
↓濃い緑の冷却水が出るまで繰り返します
エンジン始動し
~3,000RPMで暖気
ラジエターファンが2回作動するまで続けます~
エンジン停止して
一晩おきます
翌日に
再度、タンクにアッパーレベルまでLLC補充して
さらに、ラジエターへエア抜きされて減った分を補充
エア抜きのブリーダー緩め
濃い緑のLLC出てくるのを確認し
しばらく排出
その間エンジンオイル量などのチェック!
減った分のLLCをラジエターへ補充
エンジン始動させて
ラジエターファン作動まで暖機
車内ヒーターが効くことを確認して
作業完了とします(*^^)v
早めにご入庫いただけたので
大事に至らず良かったです!!
↓抜いたLLCです!(透き通っていて薄いのがわかりますかね~)
↓容器が違うので比較が難しいですが
こちらの寒冷地だと(通常のLLCは)このくらいの濃さになります!
作業自体は難しくないですが
軽の1BOXタイプは冷却水のエア抜きが肝心
(エアが抜けずらいので。。。)
寒冷地以外で使われていた中古車は
濃度が薄~い冷却水が入っていることがありますので注意が必要です!!
夏場は問題なくても
冬季は。。。
最悪、冷却水が凍ってしまうと
冷却ラインの水分が氷になって体積が増えますから
もうイメージできますよね~
‘‘エンジン破損‘‘することも十分考えれれるからです。
後日LINEで‘‘Aさん‘‘より
「先日はありがとうございました。その後、冷却水容量などは確認しておりませんが、朝暖機時、問題なく始動しています。ありがとうございました。また、来月車検をよろしくお願いします。」
とご報告いただきました。