ジムニー専門店 タカノモータース

ジムニー専門店といったらここ!長野県岡谷市で創業50年。スズキ車の車検・整備・販売を行っております。その中でジムニー整備を得意としております。車検は勿論、カスタムや構造変更など車に関するあらゆるご相談をお受けします。

えっ、冷却水が凍った~!!

昨年からご利用いただいてる

アトレーワゴンにお乗りの‘‘Aさん‘‘

「暖気していてもヒーターあったかくならなくて。。。」

「冷却水のタンク診てみたら。。。」

「量はあるんですが。。。」

「シャリシャリ シャーベット状になっています(>_<)」

市内にお住いの‘‘Aさん‘‘ですが

出張で行かれた宿泊先からのSOSでした。

‘‘Aさん‘‘と連絡のやり取りさせて頂き

レッカーでタカノモータースに運ばれてきまして

気温が上がるのを待って

(しばらく日光の当たる場所に放置です)

修理に入りました!!

年明けから急に気温が氷点下に下がりましたからね~(>_<)

↓タンクを覗くとやはり冷却水がシャリシャリしてます(-_-;) かき氷のメロン味てきな。。。

冷却水を抜いて

寒冷地用の濃度にしたLLCを投入~

エア抜きのブリーダーから薄緑の冷却水が~

抜けた分の補充を繰り返し

↓濃い緑の冷却水が出るまで繰り返します

エンジン始動し

~3,000RPMで暖気

ラジエターファンが2回作動するまで続けます~

エンジン停止して

一晩おきます

翌日に

再度、タンクにアッパーレベルまでLLC補充して

さらに、ラジエターへエア抜きされて減った分を補充

エア抜きのブリーダー緩め

濃い緑のLLC出てくるのを確認し

しばらく排出

その間エンジンオイル量などのチェック!

減った分のLLCをラジエターへ補充

エンジン始動させて

ラジエターファン作動まで暖機

車内ヒーターが効くことを確認して

作業完了とします(*^^)v

 

早めにご入庫いただけたので

大事に至らず良かったです!!

 

↓抜いたLLCです!(透き通っていて薄いのがわかりますかね~)

↓容器が違うので比較が難しいですが

 

こちらの寒冷地だと(通常のLLCは)このくらいの濃さになります!

作業自体は難しくないですが

軽の1BOXタイプは冷却水のエア抜きが肝心

(エアが抜けずらいので。。。)


寒冷地以外で使われていた中古車は

濃度が薄~い冷却水が入っていることがありますので注意が必要です!!

夏場は問題なくても

冬季は。。。

最悪、冷却水が凍ってしまうと

冷却ラインの水分が氷になって体積が増えますから

もうイメージできますよね~

‘‘エンジン破損‘‘することも十分考えれれるからです。


後日LINEで‘‘Aさん‘‘より

「先日はありがとうございました。その後、冷却水容量などは確認しておりませんが、朝暖機時、問題なく始動しています。ありがとうございました。また、来月車検をよろしくお願いします。」

とご報告いただきました。

 

 

 

 

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