64ジムニーにお乗りのお客さまから
「冬に向かうから、エンジンオイル柔らかいのにした方がいいですか?」
とご相談いただきました。
お答えは
その必要はありません!
「指定粘度グレードをしっかり守る。」
これです!!
ここでリアルな話をします。。。
JB23にお乗りのお客様が
「燃費が良くなる レスポンスが良くなる」!? などの理由で
水のようにシャバシャバした
‘‘0W-〇〇のオイルに交換‘‘したと言うのです。。。驚
どうなったと思います?
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
エンジンノイズ大きくなり、各部からオイル漏れが発生しまして
あわてて指定粘度のオイルに交換するも
オイル漏れは止まらず~
こうなるともう何やってもダメで。。。
エンジン&タービンをリビルトに載せ替えの修理をさせて頂いたことがあります(-_-;)
すべて実話です。
ジムニーに限りませんが
指定粘度とグレードはしっかり守って~3000キロ(6か月以内)で交換してください。
日本全国、北海道から沖縄まで
春から冬のフルシーズン‘‘指定粘度‘‘であれば全く心配ありません!!
そもそも
指定粘度でエンジンはデザインされてますし
指定粘度以外のオイル使用は、メーカーも考えていませんからね。
※ちなみにジムニーJB64の指定粘度は ‘‘5W-30‘‘
5W-30の30は高温側の粘度と間違いやすいですが
ちょっと意味合いが違って
外気温が-30°Cで使えるSEA30番という意味です!
どうです?
-30°Cあれば冷間時十分なスペックなのがわかります。
ちなみにですが~
海外事情はどうでしょう?
砂漠のある熱い中東諸国では
その車両の指定粘度であれば
‘‘0W-〇〇‘‘のエンジンオイルが普通に使われているようです!
熱い外気温だからと言って
硬い粘度のオイルに入れ替える必要が無いわけです
「シャバシャバの低粘度オイルで大丈夫?」なんて思ってしまいますが。。。
「メーカー指定の粘度を守る!」
ようするにそう言うことです笑
年式が古めになったり、走行距離が多めなエンジンや
オイル消費が多めなエンジンには
逆に、固めのオイルにスイッチしていきます。
燃費は決して良くないジムニーなので笑
「今風の低粘度のオイル入れたら、きっと燃費良くなりそう~♪」
気持ちはわからなくもないですが。。。。