久々~
隙間の時間に‘‘デモカー参丸号のカスタム‘‘!
「リフトアップ後のジムニーで、リレーロッドが上に引っ張られてる件。」
それによって
ハンドルが路面に取られやすくなる‘‘バンプステアの症状‘‘が出ます。
ジャダーやシミーを誘発する可能性もあるので
こちらを修正していきます。
内容は~
純正のピットマンアームと言う部品を
角度の付いた‘‘ダウンピットマンアーム‘‘に交換します!
(角度がつくことで、ステアリングリレーロッドを純正並みの位置まで戻すことができます。)
まず、なかなか外れないと名高い
純正のピットマンアームを外します
・専用のSSTをピットマンアームに挟みテンションをかけます
・鉄パイプをエンジンルームからピットマンアームに当てます
・ごついハンマーでどついていきます
・SSTのテンションかけ、またハンマーでどつくの繰り返し
・外れたらボールジョイントをSSTで外し、グリスアップ
‘‘ダウンピットマンアーム‘‘を装着し
逆の手順で組み上げて完了!!
↑上に引っ張られたステアリングリレーロッド!SJ30前期で形状が違いますが、リレーロッド1本の11ジムニーも作業内容は変わりません
※ステアリングギヤBOXのオイル漏れで、オイルシール交換する際もこの工程が必要です。
←ピットマンアームの嵌るシャフトが、テーパーになっているので普通のやり方では、外す事ができません!
コイルスプリングの22,23系も
‘‘ダウンピットマンアーム‘‘で補正すると素直なハンドリングになるのでお勧め♪
ハンドルのセンター調整やトーイン調整は
また後日で笑(R4年8月27日車検整備でアライメント関係の調整しました)
※ピットマンアームを個人で外す場合、専用のSST(特殊工具)を用意する必要があるのと、SST使ってもかなり難儀すると思います。数回チャレンジして無理でしたら、怪我をする可能性もありますし、心も折れるかと。。。 素直にお近くの整備工場にお持ちください。このような修理は、整備工場の方がいろんな車種を扱っていて経験があると思います。