74カスタムシエラにお乗りの
お得意様‘‘Hさん‘‘からお電話いただいて
「山梨にいるんですが、渋滞の上り坂でボンネットから白い煙が~💦」
「このまま走って大丈夫ですか?」
「今、ボンネット開けて、アイドリングでエンジン冷やしてます。」
もう少し状況をお聞きすると
「オイルや冷却水の量も大丈夫そうです。漏れてる感じもないです。」
エンジンやクラッチ、ギヤの入りも問題ないようなので、無理せずそのまま走っていただいて
(‘‘Hさん‘‘かなり焦ったと思いますので、何かあったらレスキュー行けるよう準備していました!!)
タカノモータースにピットインいただきました
お車チェックしました
う~ん。問題なさそうですね
ただ、何か燃えたような匂いがします(-_-;)
何の匂いだろう!? オイルや冷却水の燃えた類の匂いではない感じです
後日、「法定1年点検」を少し前倒ししてご入庫いただきました
点検の結果、各油脂類の漏れや量も異常ないようです
(ミッションオイル、トランスファー、リヤデフオイルの交換をしました)
整備のスタッフより「前回カスタムでご入庫した時にも気になってたが。。。」
「フロアーのさび止め塗装が、だいぶ飛び散ってるな~」
実は、このシエラは他社さんで購入して、タカノモータースでカスタムさせていただいた経緯があります
「あ~ なるほどね~」 さっそく‘‘Hさん‘‘に確認すると
フロアーの防錆塗装も、ご自分ではなく購入されたお店で施工したとのことでした。
下廻りを除くと。。。。
確かに、マフラー、エンジンオイルパン、ミッションコア、トランスファーコアなどなどに
防錆塗装のペイントが付着しています
推測すると~
低速高負荷の登坂の渋滞で、クラッチ操作の繰り返し(マニュアルミッション車なので)により、エンジン及びギヤ系の温度が上がり、付着していた防錆の塗料が熱をもって燃え出しその煙が、エンジン上部に上がってきてボンネットの隙間からもくもく~
むしろ、通常走行でしたら、走行風で煙が出ているのがわからなかったのかもしれません
原因がわかれば、付着した塗料を有機溶剤で綺麗にするのみ(*^^)v
念のため、作業後に試運転して
エンジン、ギヤの入りなどメカニカルな異常ではないこと再度確認しました!
これで大丈夫だと思います!(^^)!
‘‘他人のふり見て我がふり直せ‘‘ ではありませんが
私どもも、しっかり確実に綺麗な仕事をしないといけないことを再確認しました。