22万キロ越えのジムニーを再生せよ!! VOL.1
お客様から引き取ったH19年のJB23Wジムニーを
‘‘タカノモータースのデモカーとして再生‘‘するミッション~
{VOL.1は、手始めに圧縮の抜けたエンジンを編。。。。}
エンジンのOH(オーバーホール修理)、エンジン載せ替え(リビルトエンジン又中古エンジン)と検討しまして
今回は、コストや整備にかかる時間を考えて「中古エンジンに載せ替え」で行くことにします。
10万キロ以内のコンデションの良さげな「中古エンジン」がありましたので(ビックリするいいお値段ですけど笑)
組み合わせるタービンは「リビルト」です
※ちなみにリビルトと名の付く部品は交換したコア(エンジン本体やタービンユニット、ミッション本体など)をリビルトメーカーさんに返却します。返却されたコアは内部の修理やオーバーホール、外装のリフレッシュをして次のお客様に販売されます。ビジネスのサイクルができてるんですね。
同じ23ジムニーのエンジンなら何でも装着できるわけではなく
この23はH19年式の6型のモデルですが載せ替えるエンジンは7型なので
組み合わせるタービンも7型になります。
6型から7型のエンジンの主な変更点を調べると~
→・スロットル変更
→・インジェクター変更、プラグ変更
→・点火時期自動調整に変更
結構な内容の仕様変更ですね~驚
現行6型のCP(エンジンコンピューター)でもエンジンかからないことはないと思いますが。。。
仕入れた7型の中古エンジンは
タービンはもちろんスロットルボディー、インジェクターなどの補器類は付いていますので
7型エンジンのパフォーマンスを発揮させるべく
7型用のCPも用意した方が良いかも。。。(もちろん中古パーツです笑)
しかし~
CP(コンピューター)用のハーネスが
6型と7型と互換性がなければNGなので
その時は
6型のスロットルボディー、インジェクターを7型中古エンジンにコンバートすれば行けそうです
この辺は作業しながら対応します。
うーん、たぶんセンサー類が変わってると思うので6型のCPじゃないとダメかな~?点火時期も自動調整になってるようだし。。。。
エンジンだけは中古ですが6型から7型に微妙にアップデートされます♪
少しずつの進行になると思いますが
継続して進捗状況をお知らせしていきますね!(^^)!
ショップの立場と言うより
ジムニー好きなオーナーとして
かけられる費用など吟味しながら再生していきたいと思います。
一台のジムニーを長くお乗りになるオーナーさんのレストアやメンテナンスの参考になれば嬉しいです(#^^#)